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2009年12月03日 14:00ビフィズス菌が大人のアトピー性皮膚炎の症状を軽減させることを確認しました
ノエビアグループの常盤薬品工業株式会社(本社:東京都港区)は、鳥取大学医学部 山元 修 教授、吉田 雄一 准教授と共同で、成人アトピー性皮膚炎患者を対象にプロバイオティクス(ビフィズス菌)の二重盲検プラセボ(偽薬)比較試験を行いました。その結果、生きているビフィズス菌を食べた患者さんの皮膚症状は改善し、さらに、腸内環境と皮膚状態に関わるQOL※も改善しました。一方、プラセボ食を食べた患者さんでは効果はありませんでした。
今回の研究成果は2009年12月4日(金)〜6日(日)、『日本研究皮膚科学会 第34回年次学術大会・総会』にて発表いたします。
※QOL(Quality of Life)
生活の質と訳される。人々の生活への満足度を物質的な満足といった量的にのみとらえるのではなく、精神的な豊かさや満足度など質的にとらえたものも含める考え方。