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2009年07月29日 14:00【大阪大学美容医療学寄附講座と共同研究】シワの改善に効果のあるシクロデキストリン包接トレチノインを開発

大阪大学美容医療学寄附講座(矢野健二教授、高田章好准教授)とノエビアグループの常盤薬品工業株式会社(本社:東京都港区)は、共同でシワの改善効果があり刺激の少ない新しいトレチノイン*(シクロデキストリン包接トレチノイン)を開発し、ヒトにおいて有効性と安全性を評価しました。この結果を第27回日本美容皮膚科学会(2009年8月1・2日)にて、報告致します。

 

*:ビタミンA(レチノール)の誘導体で、生理活性は化粧品に配合可能なビタミンAの約50-100倍あり細胞の増殖やコラーゲンやヒアルロン酸の産生促進など肌を活性化する働きがあります。トレチノインは米国では、シワ・ニキビの治療医薬品としてFDA*2に認可されており、多くの患者さんに皮膚の若返り薬として使用されており、RENOVA(J&J社製)、Retin-A(Ortho Neutrogena社製)などの製品があります。日本では医師の処方によるいわゆる院内製剤として、美容治療に用いている医療機関もあります。

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