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Home 桂南天さんに学ぶ!【"無"から"無限"の世界を生み出す】 桂南天さんに学ぶ!【"無"から"無限"の世界を生み出す】 2

2012.04

祝・襲名 桂こごろう改め桂南天さんに学ぶ!“無”から“無限”の世界を生み出す 伝統芸能でありながら「まったく同じものはない」。常に変化させて、お客さんを惹きつける“極意”から、“商売道具”のお手入れ法まで。

きっと明日、生の「落語」に触れたくなる・・・その理由がここに!

向上心をもってひょうひょうと積み重ねて“何かええもの”に。二代目「桂南天」を襲名するということ。

-このたび「桂こごろう」さん改め、「桂南天」さんを襲名されましたが、そもそも襲名とはどいうことなのでしょうか?襲名されると聞いた時はどんなお気持ちでしたか?

襲名といえば、落語界の他に歌舞伎や相撲など日本の伝統芸能でよく聞く言葉だと思います。落語界の場合は、すでに師匠から名前をもらい独り立ちもしているプロの噺家に、周りの者が「もう一度この人を見直してみてください」「これいいですよ」と世間に再注目させるためのもの、師匠から弟子への“愛情”であり “ごほうび(勲章)”だと思っています。

僕も師匠(桂南光師匠)に襲名のことを言われたときはうれしかったです。師匠が少しようなったと思ってくれている、認めてくれた、と。

-ずばり、襲名すると何が変わるのでしょうか?

何も変わらないです。具体的に変わるものはない(例えば給料も笑)。
しいていうなら目には見えない“自信”や“心がけ”かと。
最終的には、お客さんや周りの人たちに「(襲名して)やっぱりよくなったね」「大きくなったね」とホメてもらえるようにならないといけない。

-「桂南天」というお名前を襲名することについて、どんな想いですか?

先代・南天師匠について、襲名が決まって自分で調べるほどに「ひょうひょうとしていて怒らない、やさしい」という人物像が明確になり、自分の落語でお客さんをそういう“ひょうひょうと楽しい”気持ちにさせられるようになりたい、そう変わっていきたいと思うようになりましたね。

漢字で書くと「飄々」、瓢箪(ひょうたん)の瓢ですよね。「ひょうひょうと積み重ねる」ことで、太閤豊臣秀吉のシンボル「千なり瓢箪」に、天下統一につながるがごとく、それをガツガツするでもなく、でも向上心をもって重ねていくことで、きっと何かええものになるに違いないと(笑)。

-ところで「南天」ときいてまず何を思い浮かべますか?

「南天のど飴」。だって絶対みんなから言われますもん(笑)。
植物としての南天もすぐに浮かびますね。庭にもありますし。
「なんてん」って、かわいらしい、きれいなイメージがあるし、葉っぱはシャープで、植物としてのデザインもいい。「なんてん」っていうその音がいいと思うんです。

文字は、ひらがなでもカタカナでもアルファベットでもいい。「南天のど飴」がそうですけど、なめるとやさしくなるというか、うるおうというか・・・とにかくどこをきってもいいイメージしかないんですよね。

人から「南天」てよばれることがすごくうれしいなと。「なんてん」のうしろに、“さん、ちゃん、くん”と何をつけてもらってもいいですし。
襲名すると知った友人から、『いい名前ですね。南の空(天)が一番明るいですよね』と言われて、いいことを言ってくれるよなぁと。本当にいいこと尽くめだと思っています。


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