• ジブンゴトについて
  • お問い合わせ

Home 朝日光輝さんに学ぶ! リアルの半歩先を行く発想術。 大ヒットスタイル「もえ巻き」は、こうして生まれた。

2011.08

朝日光輝さんに学ぶ! リアルの半歩先を行く発想術。

Study 朝日さんの考える

――朝日さんは"半歩先を行く提案"という言い方をよくされます。二歩も三歩も先を行く「とんがった表現」もOKな美容の世界で、"半歩先"にこだわるのはなぜでしょうか?

朝日:美容室にはいろいろなスタイルのお店があります。オシャレを極めていくとモード色が強まりますが、敷居の高さを感じる人も増えてしまう。僕はなるべく多くの人のお役に立ちたいという想いがベースにあります。だから一般の人が抵抗を感じやすい、時代の"一歩先"では行き過ぎ。かといって平凡すぎてもお客様は物足りない。そういった意味で、ちょっとの変化を楽しめる"半歩先"くらいの提案が多くなっています。

――サロンワークのみならず、トレンドを生み出す女性誌などのお仕事でも"半歩先"を目指した提案が多いと聞きました。

朝日:雑誌にはそれぞれカラーがあるので、その枠からはみ出さない範囲で提案をします。企画によってはモード系のスタイリングを推すこともありますが、やっぱり多くの読者の参考になるスタイルとなると"半歩先"くらいが喜ばれるのかなと。

――モード路線を極めたいと思ったことはありませんか?

朝日:美容院に勤めはじめたころは思ってましたね。幸い、雑誌の撮影などでモード系の表現をアウトプットできたので、そういった願望が緩和されたのかもしれません。それに、最近ではモードよりもベーシックなスタイリングの方が技術的にもやりがいを感じます。

――どんな点でやりがいを感じますか?

朝日:突き抜けたものって、ジャッジが難しいじゃないですか。だから賛成意見が少なくても許されるようなところもある。一方でベーシックなもの、例えばコンサバティブなスタイリングなら、100人いたら50人以上にはOKをもらわないといけない。サロンにお越しいただく大半のお客様に当たり前のように「キレイになった」「カワイクなった」って納得してもらう技術って、すごく難しいと再認識しているところです。

視点をちょっと変えて生まれた「もえ巻き」

――大きな反響を呼んだ「もえ巻き」は、まさに多くの女性たちの感性に寄り添った、"半歩先"を行く提案の好例だと思います。どういう経緯で誕生し、ヒットに至ったのでしょうか?

朝日:雑誌の編集者の方から、「押切もえをもっと女らしく見せたい」というオーダーがありました。「コンサバ路線で女らしさを」と思ったけど、従来の巻髪じゃこれからのファッションには合わない。ならば視点をちょっとだけ変えて、グリグリに巻くのではなく、カジュアルに見えるような巻髪を考えてみようと。あとは撮影のときに編集者の方と相談しながら探り探り形にして、雑誌のヘア特集で紹介されたときに大きな反響をいただいたという感じです。

――雑誌のお仕事で、これはヒットさせようと狙うことはありますか?

朝日:自分ではヒットさせたとも、ヒットを作ろうとも思っていないんです。僕の場合、ヒットさせようと狙うと、コケそうな気がして(笑)。今の気分と"半歩先"を行くものがうまく絡み合って、時代に乗って、たまたま共感を得られたということかもしれません。僕がもっとも大切にしているのは、その人だけが持つ魅力を引き出すこと。それはサロンワークでも、撮影でも変わりません。「もえ巻き」も、日頃から彼女の髪を切っていたので、カットも含めて魅力を引き出しやすかったという部分もあったと思います。

  • 大ヒットスタイル「もえ巻き」は、こうして生まれた。
  • スタンダードをあえて崩すことで個性が輝く。
  • 空っぽになるまで発信すれば、次のステージが見えてくる。

PAGE TOP


  • Webサイトのご利用にあたって
  • ソーシャルメディアのご利用にあたって
  • プライバシーポリシー